デリバティブって何だろう?

株式、債券、外国為替などの金融商品取引には相場変動のリスクが付きものであります。そのリスク軽減のために開発されたのが金融派生商品(デリバティブ)です。株式・通貨・債権などの伝統的な金融商品(原資産)の売買・貸借にかかわる権利・義務をあらわすもので、その価値・価格が、これらの原資産の価値・価格に依存することからその名が付けられました。その特徴として次の4つが挙げられます。①通常の金融取引と異なり、原資産の移転を必ずしも伴わないこと。②必ず原資産の価値が想定されていること。これを想定元本といいます。③レバレッジ効果を持つこと。つまり、少額の資金で、多額の取引が可能となるということです。④取引所取引と店頭取引とに大別されること。取引所取引とは日本では、東京・大阪・名古屋証券取引所、東京証券取引所での取引のことです。一方、店頭取引とは、銀行・証券会社の窓口での取引のことです。また、金融派生商品には、次の3種類あります。(1)先物取引(2)オプション取引(3)スワップ取引の3つです。先物取引とは、不特定多数の売り手と買い手が一か所に集まり、一定のルールに基づき売買を行うことです。オプション取引とは、ある将来時点において、現時点で契約した価格で原資産を購入あるいは売約する権利のことです。スワップ取引とは、現在価値の等しいキャッシュフローを交換することです。以上が金融派生商品の基本的な内容になります。

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